【住まいの専門用語を“ザックリ”と解説──『家づくり用語辞典』 第7回──「屋根の形状」と言われて、どんな形が思い浮かびますか?】

住宅イメージ

家づくりの中で初めて耳にする住宅・建築業界の「専門用語」を“ザックリ”と解説する「家づくり用語辞典」。今回はどのお家にも必ずある「屋根」。その形状についての話題です。

皆さん、屋根の形状と言われて、どんな屋根を思い浮かべるでしょうか。普段、何気なく目にしている屋根ですが、お家の外観や機能面でそれぞれに特徴を持っています。今回は代表的な4種類の形状をご紹介します。

切妻屋根】(きりづまやね)
最もよく目にする形状の屋根です。子どもが家の絵を描くときの「四角い建物の上に三角の屋根」という形がこの切妻屋根になります。傾斜を付けやすく、どちらかの面が南向きであれば太陽光パネルの設置にも適しています。

寄棟屋根】(よせむねやね)
昔ながらの日本建築の家をイメージしたときに思い浮かぶのが寄棟屋根です。最上部から4方向に傾斜しており、台形の面が2面、三角形の面が2面で構成されています。切妻屋根に次いでポピュラーな存在ですが、切妻屋根に比べると一つの面の面積は狭くなります。

片流れ屋根】(かたながれやね)
名前の通り、大きな1枚の屋根が一方向だけに流れた形状の屋根です。モダンな印象を与えます。屋根を南に向けられれば、切妻屋根よりも太陽光パネルを多く設置することができます。

陸屋根】(ろくやね)
屋根が平面になっている形状です。鉄筋コンクリートや軽量鉄骨のマンション、アパートでよく見られます。個人住宅の場合は屋上を第二のリビングとして使うこともできます。

2階に屋根裏のロフトを設けたい場合には片流れの屋根が適しているなど、それぞれの形状にメリット・デメリットがあります。自由設計の注文住宅を建てる際は、暮らしぶりや好みに合わせて、設計士と検討しながら屋根の形状を決めていくことになります。