【住まいの専門用語を“ザックリ”と解説──『家づくり用語辞典』 第8回──外壁材はメリット・デメリットを見極めて】

家づくりの中で初めて耳にする住宅・建築業界の「専門用語」を“ザックリ”と解説する「家づくり用語辞典」。今回はお家の外観の印象に大きな影響を及ぼす「外壁材」の種類をご紹介します。

現在、外壁材の中で大きなシェアを占めているのは「サイディング」。板状の外装材を貼り付けた外壁で、主流の工法となっています。

【窯業系サイディング】(ようぎょうけい)
セメント質や繊維質などの原料を板状に形成。サイディングの中でも最もよく使用されている外壁材です。タイル調や石積み風のデザインなど色・柄が豊富で、コストと機能性にも優れています。デメリットは継ぎ目に使用するコーキング剤の経年劣化。5〜7年程度でメンテナンスが必要になる場合があります。

【金属系サイディング】(きんぞくけい)
表面に鉄やアルミニウムを使用し、発泡系樹脂断熱材を補強材として成形した外壁材です。最近耳にする機会が多いガルバリウム剛板も金属系サイディングのひとつです。光沢のある鮮やかな色合いが揃い、スタイリッシュな外観を実現できます。重量が軽という点も魅力ですが、衝撃によってキズがつきやすいというデメリットもあります。

【塗り壁】(ぬりかべ)
モルタルや漆喰、土塗りが主流です。継ぎ目のない一体感のあるデザインの外壁となり、工業製品とは違った質感が楽しめます。現場で施工するので、職人の熟練度によって仕上がりに違いが出たり、施工期間やコストがかかる点はデメリットになります。

【タイル】
粘土や陶土などを砕いて成型し、高温で焼き固めて板状に仕上げた外壁材です。立体感のある風合いは他の外壁材にはない魅力。高級感や重厚感を醸し出します。耐久性が高いのも魅力ですが、初期費用が高くなるというデメリットがあります。

外壁材の種類によって機能性やデザイン性、耐久性などさまざまな比較検討材料が生じますので、外壁選びはお家全体のデザインやメンテナンス面と合わせて考えていくことをオススメします。