【新企画! 『住まいの専門用語を“ザックリ”と解説──家づくり用語辞典 第1回──』】

青空と住宅街

お客さまとの家づくりの打ち合わせの中では、「建ぺい率」や「在来工法」、「ベタ基礎」といった住宅・建築業界のさまざまな「専門用語」が登場することになります。お客さまにとっては初めて耳にする言葉も多く、すぐにはピンと来ないこともあります。

そこで、そうした「専門用語」を簡単でわかりやすい言葉でご紹介していきたいと、以前からこの企画を温めていました。

題して『住まいの専門用語を“ザックリ”と解説──家づくり用語辞典”』

第1回はお家を建てる土地の「区分」についての用語を解説します。

お家を建てるための土地は、基本的にはすでに住宅や商店、ビルなどが建っている「市街化区域」で探すことになります。市街化区域にある土地はそれぞれの用途=使いみちによって区分が決まっています。この区分の意味を知った上で土地を決めないと、極端な話、お家を建てた後で隣りに工場が建ってしまったというようなことにもなりかねません。

用途に応じて全部で13種類の地域区分があるのですが、今回は住宅に関係する区分用語をご紹介します。

【第1種低層住居専用地域】(だいいっしゅていそうじゅうきょせんようちいき)

主に1〜3階建ての戸建住宅のための地域です。店舗は基本的に建てられません。建物の高さに制限があるため、マンションやアパートなどの高さも3階建て程度のものしか建てられないようになっています。学校などの公共施設は建てることができます。

【第2種低層住居専用地域】 (だいにしゅていそうじゅうきょせんようちいき)

こちらも主に1〜3階建ての戸建て住宅のための地域です。第1種との違いとしては、小規模な店舗が建てられることです。

ただ、最近、少子高齢化が進んで小売店や飲食店が近くにない地域が増えてきたため、第1種の地域でもコンビニエンスストアが建てられるように規制を緩和する動きも生まれています。

【第1種中高層住居専用地域】 (だいいっしゅちゅうこうそうじゅうきょせんようちいき)

【第2種中高層住居専用地域】 (だいにしゅちゅうこうそうじゅうきょせんようちいき)

戸建て住宅や中高層マンション、アパート、店舗などが混在している地域になります。2階建て以下のスーパーマーケットも建てることができます。第2種の場合は、第1種よりも大型の店舗や、ある程度の大きさのオフィスビルも建てられます。

13種類の地域区分の中で、この4種類が住居専用地域となります。

次回は、さまざまな施設が混在してくる地域について解説します。

※    「家づくり用語辞典」は皆さまにわかりやすくご説明できるように情報を簡略化していますので、詳しくは専門家などにご相談ください。